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G.H.A.Homepage
G.H.A.®

Golden Hard Anodizing

( 日本、米国特許 )

G.H.A.® とは陽極酸化処理をベースとした革新的な表面処理技術です。あらゆるアルミ合金(軽合金)の表面に1-100µmの被膜を形成することが可能であり、生成した皮膜の多孔質層に銀イオン(Ag+)を沈着させることを特徴としています。
この技術によって生成した陽極酸化被膜は
HV 500-550という優れた硬度を持つともに、銀イオンの働き(表1を参照)によって、抗菌性をはじめとする様々な効果(表2を参照)を発揮します。そのため医薬品や食品、工業製品や科学研究など、様々な分野への応用が可能です:

  • 耐摩耗性と耐食性が要求される工業機械の部品
  • 自動車用部品
  • 事務用機器の部品
  • キッチン用品および家電品
  • 衣料品およびアクセサリー
  • 電子、半導体部品
  • ラジエーター、熱交換機、太陽光パネル
  • ブランケット、カーペット
  • エアコン用フィルター
oxidation example A G.H.A.® 皮膜30µm の場合のケラー・モデル
1
銀イオン Ag+ の特徴
  • 優れた抗菌および抗カビ効果(静菌作用)
  • 低い摩擦係数と自動潤滑作用、耐摩耗性
  • 耐食性
  • 高い熱伝導性と熱効率
  • 導電性と静電気防止効果
  • 優れた熱放射率と紫外線低反射性
2
物理的特性
Material 硬度 HV 融解温度 摩擦係数 抗菌性 塩水噴霧試験
SST
耐摩耗性
アルミ合金 70÷100 680°C 0,44 なし 100 時間 102 時間
G.H.A.® 陽極酸化皮膜 500÷550 2100°C 0,025 あり 10.000 時間 105 時間
硬質皮膜 500÷550 2100°C 0,15 なし 200÷500 時間 103 時間

1から100µmの範囲で調整可能な皮膜は、素地であるアルミニウム自体が酸素と反応して生成するため剥離する恐れがありません。電解液中でワークピースを陽極で電解することによって、皮膜の約50%が素材内部に、残り50%が外部に生成します(図Aを参照)。
G.H.A.® 処理には高価な貴金属である銀を使用しますが、銀は原子レベルで表面に均一に沈着するため、Ag+イオンの働きによって上述した様々な効果を発揮するとともに、経済性という観点からみても優位性を持っています。

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